米フロリダで12階建て住宅の一部が崩落したことについて

こんにちは。鹿間工業 代表の鹿間です。
今回は、米フロリダで12階建てマンションの一部が崩落したことについて書きたいと思います。
アメリカ南部フロリダ州のマイアミ近郊で現地時間の6月24日未明、日本時間の24日午後、12階建てのマンションの一部が崩れ落ちました。
崩落のきっかけや原因など、詳しいことは、今の時点でははっきりとしていませんが、崩落の原因の一つとして、建物を支える耐力壁が一部にしか無かったことが分かっています。
日本と違い、地震の少ない地域ではあるのですが、やはり安心して暮らす建物であるために、きちんとした構造基準をクリアしておく必要があります。
日本でも、昭和56年以降、耐震基準が整備され、阪神大震災の発生や姉歯事件により、より、基準が厳格化しています。
まだまだ、この基準をクリアしていない建物が多く残っており、今回のような痛ましい事故が起こる前に、早急な補強をする事が望まれます。