鹿間大の耐震診断豆知識ブログ

🚚 大規模物流センターの「外壁脱落」防止:地震時の輸送網遮断を防ぐために、二次部材の点検ポイント

EC市場の拡大に伴い、日本のインフラを支える大動脈となった大規模物流センター。広大な敷地にそびえ立つこれらの施設は、強固な鉄骨構造で設計されているものがほとんどですが、地震時に盲点となるのが「外壁」をはじめとする二次部材 […]

📄 補助金申請の「採択率」を高めるコツ:審査官に響く耐震診断報告書の書き方と技術的エビデンス

耐震改修工事には、多くの場合、国や自治体から多額の補助金が用意されています。しかし、「申請すれば必ずもらえる」わけではありません。限られた予算をどの企業に配分するかを決める審査官の視点は、非常に厳格です。  不採択になる […]

🏚️ 余震の繰り返しによる「構造疲労」:本震に耐えた後の建物が、なぜ後の揺れで倒壊するのかという技術的解説

「本震で倒れなかったから、この建物はもう大丈夫だ」――大地震の直後、多くの人がそう安堵します。しかし、近年の熊本地震や能登半島地震では、一度目の大きな揺れを耐え抜いた建物が、その数日後の余震や二度目の大きな揺れによって、 […]

💉 建物の「血液検査」:コンクリートの中性化深さと塩分含有量から導き出す、耐震性能の寿命予測

「うちのビルはコンクリート造だから、あと数十年は大丈夫だろう」――そう確信しているオーナー様は少なくありません。しかし、外見は頑丈そうに見えるコンクリートも、人間と同じように目に見えない「老化」が内部で進行しています。  […]

🏛️ 築50年を超える名建築の保存と耐震:意匠を損なわずに最新の安全性を取り入れる「伝統と技術」の融合

都市の風景を形作り、歴史の息吹を伝える「名建築」。築50年を超え、ヴィンテージとしての価値が高まる一方で、所有者が避けて通れないのが「耐震性能」という現実的な課題です。  かつての巨匠たちが設計した美しい意匠や、職人技が […]

🌍 海外企業の日本拠点における耐震基準:グローバル・スタンダードと日本の法規制の乖離をどう埋めるか

世界中の主要都市に展開するグローバル企業にとって、日本拠点の設立や運営は常に「地震リスク」という特有の課題と隣り合わせです。本国(ヘッドクォーター)が定めるグローバルな安全基準やBCP(事業継続計画)のガイドラインと、日 […]

🚁 ドローンとAIを用いた外壁診断:高所作業のリスクを排除しつつ、短期間で建物の健全性を評価する最新手法

建物の寿命を延ばし、地震時の安全性を確保するために欠かせない「外壁診断」。しかし、従来の手法である打診調査(作業員が足場を組み、ハンマーで壁を叩く方法)には、莫大なコスト、長い工期、そして何より「高所作業に伴う転落事故の […]

🏬 震災時の仮設店舗・代替拠点確保コスト:事前の建物補強が「機会損失」をどう最小化するか

大規模地震が発生した後、企業が直面する最も過酷な現実は、建物の修繕費だけではありません。本来得られるはずだった利益が失われる「機会損失(ビジネス中断ロス)」、そして事業を継続するために急遽必要となる「代替拠点の確保コスト […]

🏛️ 防災拠点に指定された施設の法的責務:非常時の機能維持を保証するための耐震基準と管理者の義務

大規模な災害が発生した際、周辺住民の避難所となり、あるいは救護活動や物資輸送の司令塔となる「防災拠点」。自治体によって指定された公共施設だけでなく、近年では企業の社会貢献(CSR)や地域連携の一環として、民間の工場、倉庫 […]

🏢 複合用途ビル(オフィス+店舗)の耐震設計:利用者の属性に合わせた安全目標の設定と空間構成

都市部を中心に増え続けている、下層階に商業施設、上層階にオフィスを構える「複合用途ビル」。このタイプの建物は、土地の有効活用という点では非常に合理的ですが、構造設計や耐震戦略の視点から見ると、単一用途のビルよりもはるかに […]