工場の耐震性能は心配だけど、稼働を止めたくない方へ

こんにちは。鹿間工業 代表の鹿間です。今日は、工場を稼働させたままの耐震補強方法について書いてみたいと思います。
通常、耐震補強も含め工事となると、全面立入禁止、工事中は一切何も出来ないと言ったイメージを持たれているのでは無いでしょうか?

でも、工場の操業をストップすると、その間の売上げが無くなってしまうので、それも困った事になります。

実は、稼働しながら耐震補強工事が実施された事例は、結構、多くあります。良くあるのは、エリアを区切ってエリアごとに補強をするやり方です。
他にも、今の建屋を覆う形で、新しく鉄骨の骨組みを組み立ててそれに屋根と壁を取り付けてから、内部を解体する方法や、完全に建物の外部だけで補強する方法など、様々なやり方があります。

耐震補強をする事で、大地震に被災してもビクともしない安心安全な建物に生まれ変わるだけでなく、工場の操業も止まらず、売上げが下がる事も無いので、工場だけでなく病院やマンション、庁舎など様々な建物で採用されています。

各自治体で、色々な補助や助成もありますので、ぜひ、そちらも確認してくださいね。